婚活 始め方 30代の完全ガイド|今日から動ける7ステップ

30代で婚活を始めたいけれど、何から手を付ければいいか分からない…。そんなあなたが、具体的な行動までイメージできるようになる「婚活の始め方」を、リアルな事例と一緒に整理して解説します。

30代の婚活 始め方の前に知るべき現実と前提

30代の婚活市場の「数字」で見る現状

まず、30代で婚活を始めるなら、自分がいる「市場」の状態を知っておくと動き方が変わると思います。

例えば、リクルートブライダル総研の「婚活実態調査2023」では、婚活サービスを利用して結婚した人のうち、30代の割合はおよそ半数前後とされています。男女ともに、20代より30代の利用者が多いサービスも少なくありません。

また、ある結婚相談所「パートナーエージェント」のデータでは、成婚した人のボリュームゾーンは男性が33〜39歳、女性が30〜36歳となっていました。つまり、30代で婚活を始めることは特別ではなく、むしろ「メイン層のど真ん中」にいると言えるのではないでしょうか。

ただし平均初婚年齢(厚生労働省の人口動態統計)を見ると、男性31歳前後、女性29歳前後が目安とされ、いわゆる「自然な出会い」のピークは20代という現実もあります。このギャップが、「なんとなく生きていたら結婚できるかな」という期待を裏切りやすいのだと思います。

「普通でいい」が通じにくくなる理由

30代で婚活をスタートすると、「普通の人でいいんですけどね…」という声をよく聞きます。でも婚活の現場では、この「普通」がなかなか曲者です。

例えば、相談所のカウンセラーがよく挙げる「みんなが言う普通な条件」はこんな感じです。

  • 年収:男性は500〜600万円以上
  • ルックス:清潔感があって太っていない人
  • 価値観:穏やかで、家事も協力的、ギャンブルしない
  • 居住地:首都圏か主要都市圏

これを冷静に見てみると、すでに「上位30%」くらいを狙っているケースもあります。婚活アプリ「Omiai」や「Pairs(ペアーズ)」の男性会員データを見ると、年収600万円以上の男性は全体の2割前後という推計もありますから、「普通」と言いつつ競争率の高い層を狙ってしまいがちなんですね。

もちろん妥協しろという話ではなく、「自分の条件」と「市場の母数」を数字で見て、戦略を立てることが30代の婚活ではかなり大事になってくると感じます。

30代前半・後半で変わる「時間の感覚」

同じ30代でも、31歳と39歳では婚活の進め方が全然違うことが多いです。

  • 30〜33歳あたり:恋愛からの結婚もまだ現実的。2〜3年付き合ってから結婚でも間に合うケースが多い。
  • 34〜36歳あたり:交際期間は1年前後で結婚の意思決定、という人が増えるゾーン。
  • 37〜39歳あたり:半年〜1年で結婚を決める人も珍しくない。相手も「短期で結婚を考えられるか」をシビアに見てくる。

特に、妊娠・出産を考える女性にとって、35歳は医療的にも「高齢出産」のラインとされます。実際、産婦人科で行われるブライダルチェック「プレコンセプションケア外来」を受ける女性の年齢は、32〜36歳が多いと言われています。

30代で婚活の始め方を考えるときは、自分がどのゾーンにいるのかを直視したうえで、「交際〜結婚までにかけられる期間」を逆算しておくと、動きやすくなると思います。

「自力だけ」では限界があると割り切る

20代なら、職場や友人の紹介、サークルなど「偶然の出会い」が多いですが、30代になると一気に減った感覚はありませんか?

実際、マイナビウーマンの調査「30代の出会いのきっかけランキング」では、1位:職場、2位:友人の紹介、3位:マッチングアプリという結果でしたが、職場や友人経由での出会いは20代のときほど頻繁ではありません。

このことからも、30代で婚活を始めるなら、「自然に任せる」のではなく、出会う場をこちらから仕掛けていく姿勢がどうしても必要になってくると思います。後ほど詳しく触れますが、アプリ、相談所、婚活パーティーなど複数ルートを組み合わせると、出会いの総量が一気に増えます。

30代の婚活 始め方ステップ1:結婚のイメージを「数字」と「生活」で具体化する

理想の結婚像を「一枚の生活シート」に落とし込む

婚活の始め方を考えるとき、「どんな人がいいか」から入る人が多いですが、30代の場合は先に「どんな生活を送りたいか」を固めた方が迷走しにくいです。

例えば、A4用紙1枚を使って「理想の1週間生活シート」を作るとかなり整理されます。

  • 平日の帰宅時間:自分・相手それぞれ何時くらいが理想か
  • 夕飯:自炊中心か外食中心か、どちらがどれくらい担当するか
  • 休日の過ごし方:土日どちらかは完全休養、どちらかは外出など
  • 趣味の時間:お互い1人で使う時間を週何時間確保したいか
  • 子ども:欲しいか、何人くらい想定か、育児の分担イメージ

実際、私が取材した30代後半の女性は、手書きで「1週間の理想スケジュール」を書き出したことで、それまで漠然と「年収600万円以上がいい」と思っていた条件が、「それよりも在宅勤務ができる人」「家事分担に前向きな人」に変わったと言っていました。

住まい・お金・キャリアをざっくりシミュレーション

生活イメージが見えてきたら、次は少しだけ数字を入れていきます。細かい家計簿レベルまでやる必要はありませんが、「だいたいこのくらいあれば暮らせる」というラインを知っておくと、相手に求める条件が現実的になります。

  • 居住エリア:例)神奈川県川崎市・2LDK・家賃14万円上限
  • 世帯年収:例)2人合わせて700万円前後
  • 貯金の目標:例)結婚時点で2人で300万円以上
  • 働き方:例)共働きを続ける/数年はパートタイム希望など

ここで便利なのが、ライフプランシミュレーションアプリ「マネーフォワード ME」の有料版や、損保ジャパンの「人生設計シミュレーター」といった無料ツールです。年収やライフイベント(結婚、出産、住宅購入など)をざっくり入力するだけで、キャッシュフロー表を出してくれます。

こうした数字を一度見ておくと、「年収○○万円以上」といった条件を、自分の生活イメージとリンクさせられるようになります。

「絶対条件」と「あったらうれしい条件」を分ける

理想を固めていくと、どうしても条件が増えがちです。そこで、30代の婚活では最初から次の3つに仕分けしておくと、活動中に迷いにくくなります。

  • Must(絶対に譲れない):これが欠けると結婚しても苦しいと思う要素
  • Better(できれば欲しい):あれば生活がより快適になる要素
  • Nice(あると嬉しい):あったらラッキーくらいの要素

例えば、ある男性(34歳)が整理した条件はこんな感じでした。

  • Must:専業主婦ではなく働く意思がある/浪費癖がない/喫煙しない
  • Better:東京〜千葉の実家と行き来しやすいエリアに住んでくれる/猫アレルギーがない
  • Nice:映画やアニメが好き/身長160cm以上

こうやって仕分けをしておくと、お見合い後やデート後に迷ったとき、「Mustは満たしているか」で判断しやすくなります。

自分の結婚観を言語化しておく

婚活の場では、初回から「結婚したらどんな家庭を築きたいですか?」と聞かれることが頻繁にあります。そこで詰まってしまうと、それだけで「本気度が低いのかな」と誤解されることもあります。

おすすめなのは、自己紹介文用に次の3文を考えておくことです。

  • 1文目:どんな夫婦像を理想としているか(例:お互いを尊重しつつ、何でも話し合える関係が理想です)
  • 2文目:結婚後の働き方・家事分担のイメージ(例:共働きをしながら、家事はできる方ができるときに、を基本にしたいです)
  • 3文目:自分が相手にしてあげたいこと(例:仕事から帰ってきたときにほっとできるような家にできたらと思っています)

この3文を持っておくだけで、婚活アプリのプロフィールや相談所のプロフィール作成もグッと楽になりますし、初回デートの会話にも困りにくくなります。

30代の婚活 始め方ステップ2:自分の「婚活プロフィール」を徹底的に整える

写真は「プロ+日常」の2パターンを用意する

婚活の始め方として、最初に大きく差がつくのがプロフィール写真です。マッチングアプリ「ペアーズ」が発表したデータでは、プロカメラマンが撮影した写真に変えたユーザーは、「いいね」数が平均で2.1倍になったという結果も出ています。

30代の婚活なら、次の2タイプの写真を用意しておくと幅広いサービスで使い回せます。

  • メイン写真:スタジオや出張撮影サービス「Photojoy」や「マッチングフォト」で撮ったもの
  • サブ写真:友人と出かけたときに撮ってもらった自然なスナップ(1人で写っているもの)

注意したいのは、過度な加工を避けることです。「SNOW」のような盛りすぎフィルターより、「LINE Camera」や「Foodie」で明るさと色味を少し整えるくらいが現実的ではないでしょうか。

自己紹介文は「3ブロック構成」で書く

婚活アプリや結婚相談所のプロフィール文章は、30代だと特に「真面目さ」と「人柄」が見られます。読みやすく、でも堅苦しすぎないために、次の3ブロック構成を意識すると書きやすいです。

  1. 挨拶+婚活のきっかけ
    例:プロフィールをご覧いただきありがとうございます。周りの友人が結婚し、自分も将来を一緒に歩める方と出会いたいと思い、登録しました。
  2. 仕事・休日の過ごし方・性格
    例:IT系の会社で法人営業をしており、平日は19時頃に帰宅することが多いです。休日はNetflixで映画を観たり、たまに「月刊ランナー」という雑誌を見ながらランニングコースを探して走ったりしています。性格は、初対面では少し緊張しますが、よく「話しやすい」と言われます。
  3. 結婚観+相手へのメッセージ
    例:結婚後もお互いの時間を大切にしつつ、一緒にいるときは一日の出来事を話し合える関係が理想です。家事は得意な方が担当しつつ、どちらかに負担が偏らないようにしたいと思っています。まずは気軽にメッセージから、よろしくお願いします。

このように構成を決めておくと、複数サービスに登録するときもコピペと微修正で済むので、婚活の始め方としてかなり効率的です。

30代ならではの「書かないと損な情報」

20代より30代の婚活で評価されやすいのが、「これまでの生き方から見える安定感」や「誠実さ」です。次のような情報は、むしろ積極的に書いた方が伝わりやすいと感じます。

  • 仕事の継続年数(例:今の会社には新卒から10年勤務しています)
  • 転職回数が多い場合は理由(例:2回転職していますが、どちらもポジティブなキャリアアップのためです)
  • 家族との関係(例:実家とは電車で1時間ほどの距離で、年に数回帰省しています)
  • 健康状態(例:大きな持病はなく、1年に一度人間ドックを受けています)

特に、結婚相談所「ゼクシィ縁結びエージェント」のように担当者がプロフィールをチェックしてくれるサービスでは、こうした情報をしっかり入れることで、マッチングの精度も上がりやすくなります。

NGプロフィールのよくあるパターン

一方で、30代で避けたいプロフィールの書き方もあります。

  • ネガティブな表現が多い(例:恋愛経験が少なく、女性とどう接していいか分かりません)
  • 理想ばかり並べている(例:優しくて、料理ができて、子ども好きな人だとうれしいです)
  • 結婚観が曖昧(例:いい人がいれば結婚も考えたいです)

もし自分では判断しにくい場合は、「with」のような恋愛アドバイス付きアプリや、プロフィール添削をしてくれるサービス「ブライダル総研Labの婚活添削プラン」などを利用して、第三者目線を入れてみると客観的な改善ポイントが見えてきます。

30代の婚活 始め方ステップ3:サービス選びと賢い使い分け(初心者〜中級者)

メインの婚活手段を決める前に「自分のタイプ診断」

ひとことで婚活と言っても、マッチングアプリ、結婚相談所、婚活パーティー、友人の紹介などルートはさまざまです。30代で婚活の始め方に悩んでいる人ほど、あれこれ手を出して疲れてしまうことが多いです。

そこで最初に、自分がどのタイプに近いかをざっくり知っておくと、合う手段が見えやすくなります。

  • 慎重タイプ:知らない人とメッセージのやり取りを続けるのが少し不安
  • 行動タイプ:メッセージより会ってみて判断したい
  • 効率タイプ:条件や価値観が合う人に絞って短期間で結婚したい

例えば、「慎重+効率」寄りなら結婚相談所、「行動」寄りならパーティーや街コン、「効率」寄りでコストを抑えたいならマッチングアプリが向いていると考えられます。

30代前半に向きやすいサービス例

30〜34歳くらいで、「結婚は1〜3年以内くらいに」と考えている人は、恋愛と婚活の両方の要素があるサービスを軸にすると動きやすいです。

  • マッチングアプリ:Pairs(ペアーズ)
    累計会員数2,000万人以上と言われる大手。30代会員も多く、「恋人探し〜婚活」まで幅広い層がいます。「結婚に向けて」のコミュニティも多いので、同じ温度感の人を探しやすいです。
  • 恋活〜婚活アプリ:with
    メンタリストDaiGo氏監修で話題になったアプリ。性格診断テストをベースにマッチングできるので、「価値観重視」の30代に合いやすいです。「結婚を見据えたお付き合いを希望」の項目をオンにすることで、遊び目的層はかなり弾けます。
  • ライトな婚活パーティー:ホワイトキー
    全国主要都市で開催しており、30代限定企画や「30代中心・結婚前向き」などのテーマが明確。1回あたりの参加費も男性5,000円前後、女性1,500円前後のことが多く、試しやすいと思います。

30代後半から使いやすくなるサービス例

35歳を超え、「1〜2年以内に結婚したい」と明確に思っている人は、最初から結婚意思がはっきりしている人が集まるサービスを軸にした方が疲れにくいです。

  • 結婚相談所:オーネット
    会員数が約4.5万人とされる大手。30代会員も多く、年齢や年収、学歴、地域など細かく条件を指定して紹介を受けられます。データマッチング型なので、自分のペースで活動したい人向きです。
  • 仲人型相談所:IBJメンバーズ
    日本結婚相談所連盟を運営するIBJの直営相談所。担当カウンセラーがつき、定期的に面談やお見合い調整をしてくれます。2023年の発表では成婚率が50%前後と言われており、「手厚くサポートしてほしい30代後半」に合うと思います。
  • 30〜40代向け婚活パーティー:PARTY☆PARTY
    運営はIBJグループ。プロフィールは事前入力で、当日はタブレットで確認できる形式が中心です。「1〜2年以内に結婚したい」など、結婚への温度感が明示された企画が多いのが特徴です。

複数サービスを「並行」ではなく「段階」で使う

30代の婚活の始め方として、いきなり複数のサービスを同時に使うと、メッセージの返信や日程調整が追いつかなくなりがちです。おすすめなのは、段階を区切って使う方法です。

  • 第1段階(1〜3か月):マッチングアプリ1つ+ライトな婚活パーティーで出会いの感覚を掴む
  • 第2段階(3〜6か月):アプリを継続しつつ、必要に応じて結婚相談所の無料カウンセリングを受けて比較検討
  • 第3段階(6か月以降):結婚意思が固まっているなら相談所をメインに、アプリはサブ的に継続

このようにステップを決めておくと、「なんとなくアプリだけをだらだら続けて1年経っていた」という事態を防ぎやすくなります。

30代の婚活 始め方ステップ4:実際の出会い〜デートでの振る舞い方

初メッセージは「3往復で会う」前提で書く

マッチングアプリや相談所で最初にハードルになるのがメッセージです。30代の婚活では、長文のやり取りをだらだら続けるより、「数往復で一度会ってみる」くらいの温度感の方がうまくいきやすいと感じます。

例えば、次のような流れです。

  1. 初回メッセージ:プロフィールを読んだ感想+共通点+軽い質問
  2. 2通目:相手の返信へのリアクション+自分のエピソード+もう1つ質問
  3. 3通目:会話が続きそうなら、「よかったら一度お茶でもどうですか?」と打診

このとき、「ごはん」よりも「お茶」や「ランチ」と表現した方が相手の警戒心も薄れやすく、「カフェレビュー4.2以上の店を探すのが好きなので、よければご一緒しませんか?」のように、自分の趣味と合わせて誘うと自然です。

初対面の場所・時間・予算の目安

初回デートで失敗しにくいのは、次のような条件が揃った場所です。

  • 場所:お互いの中間地点の駅周辺(新宿・東京・横浜・梅田などのターミナル駅
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